愛しのアンブレラ

 友人の傘は、何時も曲がっている。傘の柄の部分が曲がっているならまだしも、酷いと傘の片側が直角になってしまっていたりする。なんでそうなるのか聴いたら、母親が買い物から帰ってきて靴を脱ぐ時、傘立ての傘に買い物袋を下げちゃったり、明日出すゴミをぶる下げてしまうそう。そんな友人の母親は傘を全く使わないので、無問題なんだろう。
 そんな今日は問屋に買い出しに。シャンプートリートメントでは無く、エクステを長持ちさせる為にヅラ用のトリートメントを仕入れる為に。昔、知人が某0930で有名な所でウィッグを買った時に付属で付いてきたブラシが、そんなに使っていないのにピンが沈んでしまったり折れてしまったりと、鉄の癖に柔な構造で嫌になったのでそれも購入。前にブラジャーを買った店で気になってたけど、買いづらかった*1スーパーホックを2つ購入。多いからな、乳バンド(苦笑)。
 夕方、相方とイトヨに水を汲みに行ったら催事場でホワイトデーの準備してて、それを上の階から見てたら店員があくせく働く中、棚の上に並べられたマネキン。しかもヒョウ柄(ピンク・グリーン・黄色と、取り揃えて)を履いている……。ラムちゃんじゃ無いんだからと、思っていたら相方に「お返しにパンティーはありなのか?」と、聴かれ「趣味に合っている物を恋人から貰うなら有りだけど、自分の趣味じゃ無い物は恋人でも他人でも要らない」と、答えた。そりゃ今井はヒョウ柄だが…(関係無い)このパンツ貰ってどうしろと…(悶々)。
 この話をした帰り、思い出した事があって相方に話したんだけれども。小学6年の時、同級生にトンガリと呼ばれている男の子が居たのよ。なんでトンガリなのかと言うと、自分では全く分かっていないけれども、他人は痛い程分かるマザコンで、何かあると直ぐ「ママに相談しなくちゃ」と、言う位だったので、トンガリ(笑)。本人が違うと否定しても、喧嘩したりなんかある度にママが登場して「うちの子に何するざます!」って感じだった。
 で、そのトンガリが誕生日会をする事になったんだけれども、そんな調子のトンガリだから親友も男女共に居なくて、でも誕生日会やりたいからと、ママが頑張って学年から選抜男女を選んで、「お返し付き」という好待遇で誕生日会に招待。トンガリの家はそれなりに裕福だったので、お返しはいい物が貰えるだろうとみんなが期待していた。
 そして当日、誕生会終了後ママからお返しが渡された。男の子は青い紙包み、女の子はピンクの。子供ってこういうの貰うと直ぐ開けたくなるので公園で開けたら、女子→サニタリーショーツ(爆)、男子→ちょっと大人なブリーフ(笑)。勿論、女子は「キモイ!」と……。翌日トンガリに聴いたら、ママがわざわざデパートに行って買った物だってのは知ってたけれども、中身は知らなかったと、言われ、何から何までママかよ!と、男女共にけなされ、関係無い女子までトンガリに冷たい目線。ちょっと可哀想だったが、今思い出すとかなり笑える。
 そんな私が今日履いていたパンティーが無駄にセクシィで、なんでこんなの買ったんだ?と、思いつつ、下着を買う時は勢いで買わないと、他の買い物客が逃げていくから、仕方が無かったんだなと、結論づけた。そう言えば私、初めて買った大人の下着はヒモパンでした(IN10代前半/爆)。皆さんはいちばん最初に何買いましたか?(微笑)

*1:「無理して小さいサイズ買って」と、思われたら、どうしよう。サイズはぴったりなのにアンダーの部分がそれぞれ長さが違う為、仕方が無いんだけれどもやはり乙女心で買いづらかった。