安定。

 やっとDVDが焼けるようになった。DVD-Rで焼く場合、まずHDDに録画して編集してやらなければいけないのと、かんたん録画は使えない事が判明。悩みまくって使いまくったDVDは数枚…勿体無いが仕方が無い。説明書を読んでも読んでも分からないというのは、駄目だと思う。後、重大な事をHPにしか書かないのは更に駄目だと思う。
 夕方スーパーで買い物をしていたら、特設のバレンタインコーナーで、チョコトリュフのキットを手にとって母親ともめている中学生位の女の子が居た。どうやら母親は根っからの面倒くさがりらしく、娘に「そんなのより買った物の方が喜ぶわよ」「まずかったらどうすんの?」と、けだるそう。娘はお年頃になって興味が出てきたらしく「手作りの方が愛情がいっぱいだよ!」「きっと喜ぶよ!」と、反論。頑張れ頑張れ…と、思いつつも、そう言えば…と、中学の頃を思い出した。
 友達がバレンタインに本命チョコを手作りであげたい!と、なって、ひとりで作れる自信が無いからと、自分ともうひとりを自宅に呼んで一緒に作る事になったのだ。本命チョコを作りたいSちゃん。それに反して自分とNちゃんは、年上好きなのでどうでもいい感じだったのだが。
 気張ったSちゃんは、わざわざ製菓材料の店に行き、バカでかいハートの型を購入する程、気合い入れまくり。自分とNちゃんはスーパーで特売になっていた紙製の丸いカップを買ってふたりで分け合って、制作した。
 どの位チョコレートを溶かせばいいのかさっぱりな3人は、これでもかとチョコレートを溶かし、特にSちゃんのが大きかったので更に増量になり、そして完成。だが、問題は此処から起きた。お菓子作りを学校の家庭科でしかやった事の無い3人は、その後どうなるかさっぱりだった。
 余りに大量のチョコレートを溶かした所為で、台所を綺麗にしたのに家中がチョコレートの匂いに。しかもこの匂いは1週間消えなかったという、とんでも無い思い出がある。
 家が臭くなっては困るが、まぁ…作るのもいいんじゃないのかと、思いつつ、今年もあげるべきか悩んでいる内にきっとバレンタインになる。ってか、踊らされたくないから多分あげないと思う。その代わりに騒ぎが済んだ頃、ケーキを焼こう。ハート型の2段重ねでもやったるか。