最低な人と最高な人。

 自分はどちらかと言ったら、最低な人…でしょうね。付き合ってくれている方々いつもありがとうございます(ムフ)。変わりたい、出来るなら最高な人、最高の人になりたい!けれどもその術が解らない自分です。人間って難しいね。
 4月に伯父が亡くなり、1ヶ月もしない内に色々な事実が発覚し、自分も驚いて居たりします。そして新たな叔父の一面を知ってしまったりしている自分です。叔父が亡くなるまで、自分にとって叔父は何時も場を盛り上げたりする、最高の人という存在でしたが、亡くなってからは一気に逆の立場…最低な人になってしまいました。
 叔父と伯母が出会ったのは高校時代。伯母はゾッコンで他の人を好きになる事も無く、結婚したそうだ。何時も優しくて家族思いだったと、自分でも思っている。でも実は家の財布を握っていたのは叔父で、家業の印刷業がパソコンの進化と共に衰退し始め、仕事も減ってしまい、伯母はスーパーのレジ打ちのパートをしていた。
 そんな娘が可哀想で、度々ばあさん(伯母さんにとっては母親)が金を無心して渡してあげていた。おじいちゃんが亡くなった時はかなりの額を、娘ふたりが高校、大学を卒業出来る額を渡した。
 でも、おじいちゃんが亡くなった時から色々あったそうで、最近知ったのは、おじいちゃんが亡くなった時、家族全員でおじいちゃんにそれぞれ手紙を出そうという事になり、自分はおじいちゃんに彼方此方のお寺やらに連れて行って貰ったり、よく浅草に一緒に行ったりしていたから、その思い出等を綴った手紙をおじいちゃんに出した。
 その時この伯父さんが書いた手紙を唯一見せて貰ったのが、うちのおかん。おじいちゃんが生きている頃からお金をよく工面してあげていたのに、手紙には「ケチ!」等文句がいっぱい書いてあったそうだ。
 叔父が亡くなり、葬儀代を払わなければならなくなり、伯母が慌てて銀行に行ったら残金300円。叔父は何時もお金はあると、言っていたので安心していた伯母はかなりびっくりしたそうだ。300円じゃ払えない…と、思って居た時、保険金があったのを思い出して、結婚した長女に保険を解約していいか聞いて、解約しようとしたら、その保険も何時の間にか解約されていた。保険金はばあさんが将来困らないように額の大きい物をかけていただけに、ばあさんもびっくりしていた。
 そしてその後、愛人まで登場して、家庭内はてんやわんやになった。そして巻き込まれた俺の家族。今、家庭は大荒れです。伯母が実家に来る度にこの騒動の被害は舅にまで行ってしまい、早く死ねばいいのにと、伯母とばあさんふたりで言ってるので呆れてしまいます。
 秘密は一生秘密で終わらせたい自分。でも最高になる為には、秘密は作ってはいけないんだろうな。もし、余命があと1年だったら何しよう。ふっと考えたりしてしまう最近。何かいい事があればいいなぁ。