恐怖の生体実験

 久しぶりにホラーチャンネルを食後に見始めたら、1989年イタリアが作ったホラームービー“恐怖の生体実験”がやっていたので見てみた。
 大まかなあらすじは、“不老不死の薬を研究している若き天才学者ハウスマン博士(ジーン・レ・ブロック)は、自らの体を実験台に遺伝子操作の血清を注入する。しかし、この実験は失敗で、ハウスマン博士の肉体は次第に退化していってしまう……。”というものなのだが、酷いB級具合(笑)。
 実の息子も分かってくれない父親に成り果て、最終的には大変な事になってしまうのだが。気になるシーン(お馬鹿な意味で)はかなりあるのだが、いちばん気になったのは、彼の女房が子供を友達に預けて家でくつろぎ始めてしまうシーン。クラシックの恐怖心を煽るような曲を聴きながらシャワーを浴び、挙げ句過去の写真を見て思い出に浸りまくっているのだが、何故そのような選曲?何故そんな曲が好きなの?疑問は浮かんで消えるばかりだ。
 古いビデオを取り扱っているレンタルビデオ店なら、“バイオロイド 恐怖の生体実験”というタイトルで貸し出していると思うので、思い切り笑いたい時は借りてきて、夫がどう成り果てるか見守ってみてください。