ん〜

 とある事で知り合った友達は、年上で娘さんが高校生。この娘さんが面白くて、かなりのナルシスト(笑)。毎日学校に行く前、必ず友達に「お母さん、ごめんね。今日もあたし、罪作りだね」と、言って出かけるそうだ。暇さえあれば何時間も鏡を覗いている彼女。高校が珍しい学科の所に通ってる所為で、男子の方が女子より多いので、モテるそう。友達も「ほんと、なんでああなっちゃったんだろう…」と、言う位、毎日ナルシス全快。
 今日会った時に、バイト先のスーパーのレジでいちばん自分が混むのは、この顔の所為かも…と、悩んでいて、ナルシストだなぁ、と思っていた。
 自分は不美人だから、こういう思いをした事が全く無い。鏡を何時間も見つめるなんて、気持ち悪くて出来ない。いいなぁ、その前向きな精神。
 その後、相方とホームセンターに出かけ、その帰りに携帯が鳴った。運転中だったから路肩に止めて、着信履歴を見ると、実家である。おかんの携帯に電話をかける。プルルル…出ない…プルルルル…出ない……。合計40回位鳴らしたのに、おかんは全く出ない。おかんは留守電サービス等を使っていないので、電話は鳴りっぱなしの筈なのに、全く出ない。相方が「なんか遭ったのかもよ…」なんて言うから、慌てて実家に帰ったら、ピンピンしたおかんが!
 電話をかけた事、なんで出なかったのか聞くと、「最初こっちからかけた時に出なかったから、忙しいんだと思って、切ったのよ」かけ直したんだから用事があるとか無いとかはっきり言ってくれと、言うと「だって、もういいやって思ったんだもん」本当に勝手である。慌てて家に帰った自分が、なんだか馬鹿らしい。
 ほんと、おかんは勝手だと、思いながら、やさぐれて帰宅。夕飯の買い物もせずに帰ってきたから、今日はあり合わせで済ませた。ん〜なんだかなぁ。