もらいモン

 荷物が届く1日だった。最近うちに届けに来る人は何処の会社から届いたと言うので、分かりやすいが少々恥ずかしかったりもする。今日届いたもので「おー!」と、思ったのは、1回だけ買った明治のアーモンドチョコで当たった携帯話ペット「アーモンキー」株式会社 明治。まだ使っていないのだが見た目は可愛い。だがな、自分がこれを使って会話する相手は居るのだろうか。最近メールばかりで(そのメールだって多くも無い)、会話する相手は母親位だ。母親なら会いに行った方が早い気もする。まぁ、後で早速遊んでみよう。
 近所の奥さんが読み終わった雑誌をうちのポストに入れていくので、毎週ありがたい。今日貰った雑誌には、生活保護の実態のようなものが載っていて、とても為になった。やはり何処にでも居るんだと分かった、貰えるものは貰う人。その雑誌に載っていた人も保育園に近いし、猫も買いたいからと、役所には新しい場所を探していると言いつつも、予算オーバーの家に立派な電化製品に囲まれて暮らしているようだ。本当は実家で暮らしているがカモフラージュしたアパートに住んでいるというようにして、貰っているというちゃっかり型も。こういう人は死ぬまでもらい続けるそうだ。パニック障害で電車にも乗れないと言った人を雑踏で見かけても何も言えないのが今の実情らしい。なんだか、変な決まりだ。