まずは食生活の改変だと、朝ご飯を食べる事にした。初めてスパークリングウォーターを飲んだ時からなのだが、これを飲むとかなりお腹が減ってしまい、50ccの半分位でヘロヘロになって気持ち悪くなってしまう。
 朝、相方にそのことを話したら「1日1杯ならいいんじゃない?」と、言うので、朝からファンタとパンを食べる。食生活の改変は俺にとって難しい。この相方も相方で、昨日甘いものを2週間食べないという診断を下された直後にふらっと寄ったデパ地下で、苺クリームのシュークリームやらチョココルネを俺に買ってきたのだ。いじめである。「少しならいいんじゃない?食べ物には何でも糖分がある事だし」そう言われればそうだが、そうなんだろうか。
 相方も出かけてしまって、俺は済ませる事は済ませてしまって暇をしてたら、親父がユザワヤに行くというので、一緒に行く。何時も思うんだが、ファミレスの喫煙席に赤ん坊や子供が居ると困るものである。友達と食事に行って、友達が子持ちで喫煙者が自分だけだと、喫煙席に座り、吸いたくなると外で吸うする自分。なんだか居づらい。
 俺は子育ての経験は全く無いが、隣りに座った親子のキレかけの子育ては、子育て0の俺には不思議な感じだった。昔から思うのだが、子供が言う事を聴かなかったり、食事を食べなかったりすると、何故親は他人に頼るのだろう。例えば子供が言う事を聞かなかったりすると、近くに居た人を見て「あの人が怒るわよ」とか、ご飯を食べないと「そんな事じゃ、○○(漫画のキャラクターとか)に会えないわよ」。効き目はあるらしいので、前者はやりたくないが後者はやってみたいので、やってみようと思う。
 俺は、毛糸とはぎれを買った。それからパン屋に行ったのだが、このパン屋は美味しくて安いので、今日は凄い混み具合だった。尋常じゃ無いの一言だった。
 家に帰って、こたつに潜って猫とまったりしていたら相方が帰ってきて、猫を探し始めた。見つからなかった相方は、ベランダに向かって叫んでいる。こたつに俺と居るんだが。