がんばれ新潟

 新潟市中越地震が起きて、ウフムフ関係で、支援物資を送ろうとなったんだけど、何が必要か、それがちゃんと必要な地域に回るのか分からなかった。新潟に本社を置くお店のメルマガで、「食べ物はあるけれども行き渡ってない地域もある。赤ちゃん用のおむつは足りてきたが、大人用は足りず、生理用品等も足りない」と、書いてあり、「分別して入れて欲しい」との声も。だから、どうしていいか分からなかった。おにぎりも廃棄処分が多いらしいし、毛布も足りてるとこと足りてないとことあるし、物を送ってありがたい反面迷惑な面もあるかなって思った。
 他の人は色々なものを持ち寄って送ったそうだけど、どうしたらいいかその場に居る人の気持ちになって、うちではそういう路線では無く、復旧や医療・介護にも役立つ現金にしようと、現金で支払ってきた。領収書の有無を聞かれたが、領収書なんて必要無いんじゃないかな。だってさ、そんなんあったって無くたって同じじゃん、今大変なんだから。領収証貰うなんて、なんか売名行為みたいで嫌な感じがした。自分はね、「大変な所があるから募金したんだ」って気分だけで十分。これを経費で落とすなんてもってのほかだよね。
 前も違う団体の募金にお金を送ったら、「住所と名前と書いてください」って言われて、その通りにしたらお礼のはがきが来たんだけど、これもいらないって思った。だってさ、1枚50円。たかが50円だけど、大規模な募金活動だったから、多分何千人かは住所を書いたと思うんだけど、それ全部にお礼を出してたら、50円が莫大な金額になって、その分を役立てて貰えばもっと役だったと思うのにと、不思議で仕方が無かった。欲しい人もいるだろうけど、そういう人だけ必要ですって事にして、50円余計に払うようにしてもらった方がいいんじゃないかとも思った。
 ほんと、募金って不思議な世界。募金と言えば、前に雑誌で「偽物の募金活動にご注意ください」ってのがあった。なんかあると、募金集めるんだけど、そのお金は必要な人じゃ無くて、どうでもいい人に渡っちゃうんだって。酷いよね。アメリカでも、孤児院の募金の流失あったし、ほんと募金って不思議。人の優しさにつけ込んで、酷い人が居る。新潟でもスーパーへの泥棒が多いみたいだし、みんな火事場になると暴徒と化しちゃうのかな。


 自分はブライスと居ると、安心感とか頑張ろうとかそういう気持ちになるよ。だから愛してるんだ、うちに居るブライスを。

 帰りにデパートで551の豚まんを買う。幸せな気分になる。新潟の人もちょっとした事でもいいから幸せがあるといいな。