ばあさんと北斗の拳と。

 今日はお通夜と初七日を合同でやる日。なんだかね。1つ1つの動作がまるで絵空事みたいで。自分でやっているようじゃ無くて不思議な感じ。火葬場で焼かれてる間も、親戚のバンドやってる子と馬鹿話してたし。骨になった姿を見てたら、唯一1つだけ感情が出た。
「仕事に行かなきゃ」。仕事とは、パチ屋に行く事である。家に帰るなり、車を飛ばして久しぶりにことぶきに。なんかみんなでご飯食べるみたいだったけれども、どうしても行きたくて行きたくて。逃げてきた(爆)。
 最初、自分の好きなEX新麻雀で6箱出て、そうだばあさんが北斗の拳好きだったんだと思い出して、北斗の拳に。ばあさんが好きだったのはスロットの北斗の拳だったし、このパチ台を1度も打つ事も無く亡くなってしまったから、駄目か?と、思ったら、ピコンピコン。合計20回近く戦ってしまった。自分の後ろの山積みのドル箱。ばあさん浮かばれてないんじゃないか?!と、思う出し具合。やっぱりばあさんが好きだったラオウを選んだのが良かったようだ。
ばあちゃん、ありがとう。
 ばあさん、あの世でもギャンブル頑張ってね。儲かったら、おこぼれを少し分けてくれると嬉しいな。そうそう、よく行ってたパチ屋の人が来ないから寂しがってたけど、密葬だから黙っておいたよ。将軍並みに6年秘密には出来ないだろうから、せめて2週間安らかな眠りに就けるといいね。
 そうそう兄貴と話してたんだけど、不邪淫だらけだとやはり「あんた、地獄へ堕ちるわよ」なの?(苦笑)「不邪淫だし、殺生大好きだし、俺地獄に堕ちちゃうよ!」って兄貴に嘆かれたんだけれど、救う道は出家しかないの?(苦笑)