人間僕宝#001 ウクレレえいじ

 行った事が無い場所。名前は薄々聞いた事があったけれども、普段ジャズだかなんかやってなかったっけ…。狭い会場の2階、椅子が所狭しと並べてあって、奥の人がドリンクを取りに行っちゃって帰ってくると、みんなで避け始める、なんだか一体感が生まれるような会場でした。
 前座のみうらさんは、スライドショーをやる程でも無いだろうと、トークとみうらさん曰く「前座にありがちな」歌を披露。カマドウマの話と、みうらじゅん大賞の詳しい話が面白かったです。ノリノリなみうらさんは、童貞の頃に書いた曲のノートも持ってきていて、空海が好きだったけれどももてないから、吉田拓郎にシフトチェンジをした話、曲を沢山作ればもてるだろうと思って400曲も作ったが、歌手でも無いのにと、気持ち悪がられたそうだ。
 上京したばかりの頃、吉田拓郎の曲に「ペニーレーンで酔いつぶれて」というのがあったので、本当に酔いつぶれているのか見に行ったが、酔いつぶれていなかったそうだ。それと、この店がライムライトだった頃に探偵!ナイトスクープ岡部まりさんとデートに来たそうだが、何も無かったそう。
 今日、帽子をかぶっているのはジョニーデップ気取り、だそうだ。髪が長いのは未だに70年代をやっているからだと言っていたけれども、みうらさんの短い髪型は見たくないような見たいような…。こっちはロング、あっちはおハゲになっていて…という言葉が妙にツボでした。
 ウクレレえいじさんは以前何かで見た記憶があるけれども、それが何処だったか…なんだったか思い出せない自分。でも、マニアックな映画のものまね、マニアックすぎるラインが自分のツボと同じで、かなり笑わせて貰った。第2部のお客さんを巻き込んで、営業風に…って言うのも、凄くツボだった。何時の間にか最前に座っている方々が親衛隊になっていたり。
 ホテルカリフォルニアの替え歌でサウナニュージャパン、また聞きたくなる素晴らしさでした。内容は、横浜のサウナに営業になり、あてがわれた会場がなんと仮眠室。殆どが寝ている&殆どがパンチパーマという状態、始まる前から緊張が高まったが、一緒に営業に来ていた売れていない頃の猫ひろしが「当たって砕けろっすよ!」と、励ましてくれたので、当たって砕けてみたら、猫ひろしはものの1分でKO。足に来ていたそうで。唯一盛り上がったのが、タオルが当たる抽選会。それ以外は全く盛り上がらず。やっと終わって楽屋に戻ったら、支配人が笑顔で「もうすぐ2回目の公演が…」勿論お客さんはさっきの人達。猫ひろしは小さい声でらっせらーらっせらー。交通費込みで3000円の仕事だったそうです*1
 もう、この曲CD出してくれないかな。帰りずっと頭の中で唄っちゃいましたよ(爆)。終わった後、逃げ帰るように帰ったみうらさんとウクレレえいじさんにびっくりしました。

*1:余談ですが、笑い屋の仕事(テレビ等のお客さんとしてテレビ局に行って、お笑い番組で笑うだけ笑う仕事)をしていた頃、3000円っていうのはクイズ番組とかで、大概が5000円以上。某番組のものまねを見に行くと、1万円+タクシーチケットでした