友達とキンセールという港町に魚料理を食べに行くという旅行に出る。今回は車を借りたので、何かと楽である。運転がうまい人間がひとりも居ないので、何かと心配である。
 気づけば車にばかり乗っていた気がする。何時も思う。ひとり、俺に対して何時も起こった様にしゃべるのはなぜだろう。まぁ、俺は頭も悪いし、なんとも言えないが。
 お金を貯めて高いものを買うのは、年をとってからだと知る。
 気がつけば2日、別の女とひとつのベッドで寝ていた。
 食い物とお城に夢中になっている、そんな旅行だった。
 B&Bは珍しくいい感じだった。
 友達が車の後ろに乗っていたのに、アイリッシュに「アンニョーン」と、挨拶され、俺は彼女を日本人だと思っていたが、先生の言うとおり韓国人なのかもしれないと思った。
 キンセールを一生懸命100均セールと覚えていた。
 いいマスクがあったが、買うのをためらった。今になって後悔。