前々から気になっていた、childhood Museamに行ってみる。滅茶苦茶小さいんだが、昔手作りのドールハウスを造っていて有名だった(らしい)イギリスのおもちゃ屋さんの製品を中心に置いていて、凝った作りだった。ドールハウスは造ろうとは思った事がないのだが、その細かい道具や何かに感心させられる。俺は器用じゃないので、こういうのはきっと向いていないだろうが、ドールハウスを実寸サイズにして部屋を作りたいという夢は未だにあるので、是非実現させようと思う。
 そんでもって。
 その近所のクラフト工房のおばちゃんのペットが孔雀だった。孔雀?!と、びっくりしたが、この孔雀はチョコレートが好きというのにもびっくりだった。だってさ、鳥って豆は好きだというのは知っていたけれども、チョコって……お国の違いかしら。
 シティに帰って友達の誕生日の買い物をしていた。プレゼントは選んだんだけれども、21というヨーロッパでは大人になる年なので、大人への扉を開ける鍵とバースデーカードを買うが、バースデーカードに凄い悩まされる。彼女はミッキーマウスは好きだが、プーさんは嫌い。んでもって、ミッキーは居ない。なら、可愛いのにするか。可愛いけれども、寄せ書き出来るスペースが小さいぞっと。んで、おっきめのを買ってきた。喜んでくれると嬉しいのだが。
 この後、自分の持っていた5ユーロが偽物じゃないかと言われたが、違う店で使えたので気にしない。
 夕食後、下の子が美容院ごっこを母親に対して行っている。結んだり、分けたりするのだが、ホストマザーは髪の毛を結ぶと若いですねぇ、感心しました。親戚のおばちゃんが飲みに行くというと張り切るらしく、頭に50こ位のゴムをつけていくそうだ。凄いな、おばちゃん。その後、下の子はハングリーに襲われ、ラップサンドウィッチを作って食べていたが、2個目でお腹いっぱいになる。と、言うのに、明日のお昼を作っていたら、パンがしっとりしていい感じだと報告しに来て、食べていいかと、聞く。だから、さっき2個目のを明日の朝ご飯に選んだじゃ無いか。食欲の鬼らしい。いやー、成長期ってこんなんだったのかなぁ。
 夜、外に出てまたカタツムリを踏んでしまう。此処に来て、もう5匹目の被害者だ。気をつけてはいるものの、夜道に居るカタツムリにまで注意が向かないので、致し方が無い事だが、本当に申し訳ない。踏むまいと思ってしまっても、踏んでしまうんだ。ごめんなさい。

The Night Snails And Plastic Boogie(夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー)

 と、言う訳なのでこのアルバムを。逃げ出すカタツムリ。お願いだ、逃げてくれ!