今週はやる気の無い俺が此処に居ます。何をするのも面倒な、そんな俺はお好きでしょうか。俺はどんな俺でも現状がぶっさいくの為、好きではありません。
 学校から帰ろうとしたら、ホストマザーと上の子が同じバスに乗っている。よく見ると、同居しているイタリア人の子も乗っている。ほぉ。ホストマザーが鞄を横に置いている人に「座るから」と、どかせて、座った俺。この人と少し喋る。
 家に帰り、宿題をする。今日のご飯は、チェリーというトマトベースのスパイシーソースがご飯にかかったもので、おいしかったです。まったりしていると、フランス人の友達で今こっちで働いている人から飲みに行こうというメールが来た。だが、しかし。この人にSMSを返せないのだ。何故か知らないが、何時も番号が不明になるのだ。だから、待ち合わせ場所には早く行かなきゃいけないなぁ。
 ホストファミリーに出かける事と、ついでに今日会う人がフランス人だと言ったら、上の子が一般挨拶を教えてくれる。ついでに彼女はフランス人のフランス語の先生がほしいらしい事も話してくれる。8時までテレビを見ていたんだけれども、下の子が「出かけるの?」と、聞いてくる。さっき、おみゃーさんの前で話したよなぁ、俺。「だめ、出かけちゃ」「待ち合わせしてるんで…」「早く帰ってきてよ。何時のバスで帰ってくるの?」「多分、最後のバス…」この子は俺の事が好きなのか、それとも俺が夜出歩くのを心配しているのか、さっぱり分からないが、こんな会話を繰り広げてバスに乗る。
 待ち合わせ場所に着くと、他の人と待ち合わせをしているスイッツランドの人に声をかけられる。イースターにパーティーをするんで、色んな人を誘ってくれないか?と、いう話をした。今は英語の勉強をしている彼だが、英語は凄い出来て、挙句イタリア語・スパニッシュ・ドイツ語・ほんの少しの日本語を喋れるのだ。ちなみにこの人が、トモコをトマトと言った人です(笑)。
 友達が来たので、飲みに行く。いい雰囲気のお店は満杯だったので、行き当たりばったりのお店で飲む事にする。座ってまったり飲みたい全員は席を探したのだが、ひとつ空いている席はトイレの芳香剤が此処まで匂ってます……(爆死)。仕方が無いので右往左往して、なんとか席を確保する。友達は働いている所為でかなり疲れているよう。ドイツ人の友達は相変わらず英語が凄い出来るし、もうひとりのイタリアンの友達も英語が堪能。
 飲んでいる内に会話が俺に向いてきたので、俺の事を話す。俺の両親は共にご飯が嫌いです(本当に)。毎日パンを食べています。和食でパンです。でも、この家族で旅行に行くと困るのが兄貴の存在です。両親と俺は洋食が死ぬ程好きなのだが、この息子は何故か和食が死ぬ程好きで、必ず和食を食べたがる。挙句、ダコタ砂漠の真ん中で日本茶が飲みたいと言い出し、やっと見つけた寂れたコンビニで買ったお茶は砂糖入りだったというオチがついてたが(笑)。俺たちは焼いたパンにバターをつける事はまれですが、兄貴はバターにジャム。無いとおかずパンにしたがります。なんでこんなのが先に生まれたんだ?この両親だったらNON和食って感じじゃ無いか?兎に角不思議だが、この両親のおかげで和食が余り好きでは無い。和食は作れるけれども、俺の得意料理は、オーブンで手間隙かけて焼いたハンバーグと手作りソース・スペアリブの2品を筆頭にどうでもいいが、和食はから揚げ位か?此処まで聞けば分かるように、俺の体は全く和食を欲しない。今、欲しているのはアメリカのピザチェーン店カリフォルニアで食べた、北京ダックピザだ!(このピザが世界でいちばん好きです)
 俺のピアスがチクチクしていい具合だとかそういう話をしたりしていると、終バスの時間になったので、どたどたみんなで帰る。降りる時にバスの運ちゃんに「気をつけて帰るんだぞ」と、言われたが、気をつけるも何もこの通りは人通り0ですよ……。