低血圧の為、早起きは苦手で好きじゃ無いのに、今日は否が応でも6時起き。だって、北アイルランドベルファストに行くんだもん。なんとか朝起きれて、なんとかシティに行くバスに乗ったけれども、ふと見た俺の足が……ああ!右左違う靴下履いてる!(爆死)朝、すんごく朦朧とした記憶の中で靴下をチョイスして履いたからな……(´-ω-`) そりゃ間違える罠。
 ベルファストに行くバスは人気で、8時の始発は2台のバスが出ていた。満員御礼のバスはビュンビュン飛ばしながら、ベルファストに向かっています。窓の外の風景は、普通の家がユーロとポンドのチェンジをやっていたり、のどかな牧草風景だったり。やはり、国境もゲートも無く、すんなり着いてしまう。着いた感想「え?此処?」ただの田舎都市のバスステイションでした。
 レンタカーをしようと思ったら、どこもかしこも日曜はお休みで、今日借りて明日返す方法は使えないので、無理となる。あちこち電話してみたけれども、結果は同じで、今日は市内観光をして、明日はバストリップに行こうという意見でまとまった。
 「歩くけれどもいい?」と、聞かれたので、近距離ならいいと答えたが、次の日冷静に数えてみたら、この後5時間歩きっぱなしだった(お)。
 友達の行きたい平和の壁に向かって、俺達は歩き出したんだけれども、なんだか危険な香りがする町です。割れた瓶、燃やしかけたベッド、燃えたドア。えーっと……。それでも友達はズンズン行くから、遅れないようについて行く。色々ペインティングされた壁が綺麗で、友達の話によると、アイルランドイングランドになる時、イングランドになりたくない人がこの壁を作ったとか、なんとか。詳しい事はよく分からないけれども、そこにはゲートもあって、町を隔てている。それから、家の後ろには高いフェンス、勿論あちこちには監視カメラ。凄いなぁ。
 市内観光その1平和の壁が終了したので、その2市庁舎に行く。前庭にしか入れなかったけれども、綺麗な場所だった。嫌がりそうなリーダーの機嫌を見ながら、ディズニーショップでお買い物。ホストファミリーへ、この間壊してしまったものの代替え品です。それから「川に行こう」と、なんだかムーディーな意見になって、川に行く。でっかい魚が居て、戯れる。夕飯を何処で食べるか決めて、ホステルに帰る。
 ホステルはリーダーの意見で、いちばん安い部屋にチェンジになったので、18人の人が同じ場所で寝る状態です。もう寝ている人も居ます。やっぱりこういう集団生活が苦手な俺には、ちょっと辛いかも。
 夕飯を食べて、パブに行って、少し飲んだ後、また川に行く。今度は違う川岸だったけれども、そこにあったシネコンはもう閉まっている。まだ9時前……レイトショーとかどうすんだ?やってないのか。川に行ってもする事が無いから、ただ佇む。ただ喫煙する。全く意味が無い。
 ホステルに帰り、知らん人と話をして、その人がピチカート5が好きな事を知る。眠れないだろうけれども、いちおベッドに入って、目を閉じる。誰だよ!俺のベッドの側に自分のリュック置いた人!この人、しょっちゅう此処に来てはジッパーを開けてガサガサ。挙げ句違う人と話し込んで、うっさいのなんのって。やっぱりホテルが好きかも。