韓国人の友達に、週に2回でいいから日本語を教えて欲しいと言われる。どうやら本気らしい。教えるのか……出来るのか?ざっくばらんな会話から上司との会話までなんとかなる俺なのでしょうか。分かりませんが、教えてみようと思います。まずは自己紹介からだな。
 その友達がフラットを探していて(今もフラットに住んでいるんだけれども、学校から遠いし、シティの外れで治安の悪そうな地域に住んでいるし、もうすぐ出て行かなきゃいけないし)、今日は1軒の家に行くそうで、シャイなので付き合ってくれ、と言われたので、暇なので付き合う事にしました。場所はルーアスの駅から近くて、ちょっと歩けばスーパーマーケットもある地域でした。
 言われたとおりの道筋を歩いて、言われたとおりの場所にたどり着くと、そこは歯医者でした(苦笑)驚いていてもメールに書いてある番地は此処なので、此処で待つ事にしました。暫くすると、今部屋に住んでいて今度引っ越す人がやってきました。入り口のひとつめのドアを入ると、左には医者が真ん前に家につながるドアがありました。ああ、こうなってるんだ(ほぉ)。家は案外広くて(今俺がステイしている家より断然広いです)、でっかいキッチンにはオーブンもあるし、その後ろにはでっかい庭が。いいなぁ。階段に蜘蛛の巣がはっていて少し気になったが、友達は至って気にしていない模様。もし、友達が選ばれたら友達の部屋になる部屋も案外広くて、窓の外からはでっかい庭が。1階にもシャワーとトイレがあったんだけれども、2階にもバスタブ付きのおふろにトイレがあって、案外俺は彼女にはぴったりなんじゃ無いかと思いました。
 下見を終えて、選ばれるといいねぇなんて言いながらルーアスの駅まで歩いて、俺はバスに彼女はルーアスに。明日の夜に答えが出るから、選ばれる事を望んでますよ。
 家に帰ると夕ご飯は済んでいて、新しく来たヤングな留学生と下の子が遊んでいる。ご飯を暖めてもらって運ばれてきたと同時に下の子が庭から帰ってきて、俺のディナーにこれでもかとグレイビーソースをかけている。ありがとう、でもこんなにはいらないような……。
 ホストマザーに新しい留学生の話を聞く。最初は学校側から、15歳の男の子と言われていたそうなのだが、間近になって11歳と12歳だという紙が来て、それから到着時間は夜の何時になるか分かりませんと書いてあったそうだ。何時もなら学校が到着時間が決まったと知らせてくれるのに、今回はその知らせも無くて夜の9時に一旦ベッドに行き、下の子を寝かしつけてから10時に起きて、夜中の1時まで待っていたそうだ。ほぅ。ふたりの名前は本人から聞いていませんが、ひとりは簡単で、ひとりは難しかったです。ホストマザーも覚えられていませんでした(苦笑)。
 最近ホストマザーが9時にベッドに行くので(子供を寝かしつける為)、ひとりの時間が増えました。テレビを見るもよし、勉強するもよしな時間です。俺はと言うと、サンドイッチを作って、見たいテレビがある時は少し見て、それから寝る感じです。